404 Blog Not Found

The requested blog was not found -- unless you requested that of Dan Kogai (小飼 弾).

Value 2.0

学校では教えてくれないグッドラッパー英語2010-0 - suck/rock

久々の学校では教えてくれないグッドラッパー英語。今回は

suck

を取り上げます。

これなのですが、本来の suck はこれなのに、今ではこの他動詞としての使い方はマイノリティだったりもします。

続きを読む

ずるいとunfairの違い - 書評 - ずるい!? なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか

ディスカヴァーより献本御礼。

今年もあと余すところ一週間。仕事納めは28日のところが多いようだが、一日だけ出社するならいっそと事実上今日が今年の最終勤務日という人も少なくないのではないだろうか。ちなみに我が娘たちは本日が終業式。

そして来年始業式を迎える前に、必ず読んでおいて欲しいのが本書だ。来年、いや次の10年こそは「新たなルール」から逃れようのない(1|10)年になるのだから。

続きを読む

美は動機か結論か - #書評_ - ビューティフルアーキテクチャ

オライリーより献本御礼。

美しい。「ビューティフルコード」も美しい一冊だったが、本書も実に美しい。

と同時に、「美」についての立脚点が、これほどまでに異なるのかということに驚きもした。

美とは動機なのか結論なのか。両書を読むと、ぶつからずにはいられない設問である。

続きを読む

Revolve Thyself - #書評_ - Twitter革命 #twrevo

著者よりPDF献本御礼。

Twitterという「軽い」メディアが対象ということもあるのだろうか。Twitter本は新書の方が良本が多い。4ツイッター 140文字が世界を変える然り、Twitter社会論然り。

404 Blog Not Found:twitter >> Σtweets - #書評_ - #Twitter社会論_

「つぶやき」に関する筆頭書が「ツイッター 140文字が世界を変える」なら、「つぶやきが織りなす社会」に関する筆頭書が本書。下手な単行本を一冊買うより、両書を併読した方が、twitterへの理解は広くかつ深くなる。

それに本書を加えていただきたい。この三冊を抑えれば、Twitterに関してはMECEとなること請け合いだ。そして、その中でもあえて一冊となると、本書が第一選択肢であるべきだ。

以下、その理由を述べていくことにする。

続きを読む

世界は誰が変えるべきか - #書評_ - 世界を変えるデザイン

英治出版より献本御礼。

頭のてっぺんから爪の先まですばらしいデザインのオンパレードなのに、なぜか私はみじめな気持ちになった。しかし、なぜそういう気持ちになったのかがわからず、書評をかきあぐねていたところに、以下のtweetがとびこんできた。

ああ、やっとわかった。

なぜ私がみじめな気持ちになったのかが。

続きを読む

ガタに頼ってるとガタが来る

そうかな?

ガタがあるからうまくいく - レジデント初期研修用資料
誰が悪いというわけではないんだろうけれど、遊びを「無駄」だと断じる文化が、こうさせたのだとは思う。
続きを読む

ビジネスが終わり、エコノミーが始まる - #書評_ - ネットビジネスの終わり

著者より献本御礼

新書でハードカバーというありえないパッケージではあるが、本書に限って言えばこれはかえってよかったのかも知れない。

本書は、Economy 1.0 の墓碑銘なのだから。

続きを読む

本当の被害者と加害者 - 書評 - 職業"振り込め"詐欺

ディスカヴァーより献本御礼。

長女のケータイに架空請求電話が来たことで、未書評だったことを思い出した。

ディスカヴァー社長室blog: 友情は金で買えないのではなくて…… あなたが10億円と交換してもいいと思うのは? ●干場
少し前のNHKスペシャル、私は見逃してしまったが、いっこうに減らない「振り込め詐欺」、若者達、それも一流大学・一流企業の若者達が首謀者となっているケースが増えているという

本書はこれを書籍化したものであるが、これは、ひどい。

ただし、振り込め詐欺が、ではない。

続きを読む

リバタリアンの希望と勇気 - 書評 - 希望を捨てる勇気

著者より献本御礼。

本書は、リバタリアンというものを理解する上で、日本語で書かれた最も(優|易)しい一冊なのではあるまいか。

本書を読めば、よくわかる。

なぜリバタリアンは正しいかが。

そしてなぜリバタリアンは不人気なのかが。

続きを読む

数理は有利 - 書評 - 使える!経済学の考え方

筑摩書房松本様より献本御礼。

『使える!経済学の考え方』が出ましたよ - hiroyukikojimaの日記
待ちに待ったこのときがきた。なぜなら、やっと経済学と銘打つ本で、自分で納得いく本を出すことができたからだ。

この言葉に偽りはない。

経済学は何を教えてくれるのか--そして何を教えてくれないのか、経済学はなぜある問題は鮮やかに解いてみせるのに、ある問題にはとんちんかんな解答しか出せないのか。本書を読めばわかる。

「経済学って使えねえ」と嘆く前に、本当にそうかまずは本書で確認してみよう。

続きを読む

忘れてはならぬ戦争 - 書評 - ザ・コールデスト・ウィンター 朝鮮戦争

文藝春秋下山様より献本御礼。

asin:4163718109 asin:4163718206
ザ・コールデスト・ウィンター
朝鮮戦争(上下)
David Halberstam/ 山田侑平 / 山田耕介
[原著:The Coldest Winter:America and the Korean War]

"The Last Book by the Greatest Journalist of America" は、帯にあるとおり「最後にして最高」であった。この「忘れられた戦争」を、「アメリカが生んだ最も偉大なジャーナリスト」が人生の最後にまとめてくれたのは、最高の遺産と言ってさしつかえない。

だからこそ、気になる。

そこに書かれていないこと、が。

続きを読む

マイクロも積もればマクロを改善する - 書評 - マイクロファイナンス

中公新書経由で著者より献本御礼。

新書というマイクロな版型にぴったり収まった、マクロな処方箋。

亀井金融相‎は直ちに本書を読むべきだ。モラトリアムなんて言ってる場合じゃない。

続きを読む

一言余計 - 書評 - 対話でわかる痛快明快経済学史

出版社より献本御礼。

これほどわかりやすくかつ面白い経済学史は初めて読んだ。

それだけに、思わずにはいられない。

著者の史観は抑えた方がよかったのではないか、と。

続きを読む

一票はこれを一読してから - 書評 - 脱貧困の経済学

自由国民社柳瀬氏経由にて共著者より献本御礼。

初出2009.08.19; 販売開始まで更新

これ、この一年で出た経済学の一般本としては最もいい出来の一冊。

しかも、総選挙前というすばらしいタイミングで上梓される。

投票権のある人は、老若男女を問わずこれを読んでからどの党/候補者に入れるかを決めて欲しい。

続きを読む

Common Wealth - 書評 - 地球全体を幸福にする経済学

早川書房より献本御礼。

邦訳はずいぶんと大風呂敷なタイトルであるが、賄えないほど大きすぎる風呂敷でもないし、確実に元がとれる風呂敷でもある。

しかし、未だ存在していない風呂敷でもある。どうしたらそんな風呂敷が出来上がるのか。本書でぜひ確認していただきたい。

続きを読む

絵に描いた餅の味

武士でも商人でもない遊び人の私がきましたよ。

『商人道ノススメ』はおすすめできません
あと、ぼくは「はだかの王様」批判で、ぼくは、かれがパイを広げる経済成長をありがたく思っていないようだ、と述べた。それに対して松尾は、そんなことはないと答えたんだけれど、ぼくは納得していない。そして今回、その思いをさらに強くした。

このパイなのだけど、それって本当にパイ?

それとも、パイの絵?

続きを読む

"westory" - 書評 - 学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史

オフィスブラインドスポット石井様より献本御礼。


学校では教えてくれない
本当のアメリカの歴史
上:1492-1901 下:1901-2006
Howerd Zinn / Rebecca Stefoff / 鳥見真生
[原著:A Young People's History of the United States]

喜ばしい。悦ばしい。歓ばしい。慶ばしい。

あの大著が、誰にでも読める形となって、日本でも読めるようになったのだ。

今日において、最も偉大で愚かな国の歴史が、ここにある。

続きを読む

資本主義の難点 - 書評 - 新しい資本主義

たつをさんとこと同様オトバンクより献本御礼。

率直にいって、著者の主張のどこが新しいのか、前著「21世紀の国富論」と比較してすら分からなかった。「資本主義の一種」としての著者の主張は、古きよき「ものづくり至上主義」に過ぎない。

しかし、同じ「新しくて古い」主張としては、本書の方が優れている。

なぜなら、本書からなぜ著者がそれを唱え始めたかの動機がきちんと書かれているからだ。

続きを読む

Be Free, at Home - 書評 - 仕事するのにオフィスはいらない

著者より献本御礼。

21日発売の「2011年 新聞・テレビ消滅」がいまだにAmazonに登録されないので、こちらを先に取り上げることに。

結論から言うと、激おすすめ。著者のようにすでにオフィス=雇用主なしで仕事をしている人にも、そして未だ大多数をしめる、仕事=「オフィス=雇用主」の下で働くことである人にも。

続きを読む

労働者の商品化の果てに - 書評 - 大搾取!

文藝春秋田中様より献本御礼。

いわゆる「ワーキングプアもの」の中で、本書は集大成ともいえる。どれか一冊というのであれば、本書が現時点における第一選択肢となるだろう。「ニッケル・アンド・ダイムド」のBarbara Ehrenreichをして、「これを読まなければ、今アメリカで実際何が起こっているのか知らずに終わることになる」と言わしめるのも当然だ。

続きを読む

哲学は哲学者より簡単 - 書評 - 中学生からの哲学「超」入門

筑摩書房松本様より定期便にて献本御礼。

こういうのもなんだけど、今まで読んだ哲学書の中で最も面白く、「使える」と感じた。哲学者のための哲学ではなく、Philosophy = 知を愛する人を愛する学が、ここにある。

それと同時に、強く感じたのは、いいかげん「哲学者」だけで哲学を「哲」することにはもう限界があるのではないかということ。「哲学」が「学」の中心となる時代は再び来るのだろうか....

続きを読む

「拡大された心性」が身近になった - 書評 - 今こそアーレントを読み直す

読み直してみた。

そしたら、こんな方まで読み直していてちょっとびっくり。

Business Media 誠:ガンダムは作品ではなく“コンセプト”- 富野由悠季氏、アニメを語る(後編) (4/4)
自分の恥を語るのですが、ハンナ・アーレントを知ったのは2008年です。ハンナ・アーレントの考え方は僕とかなり近いものがあって共感は持ったのですが、あの文章の書き方ではハンナ・アーレントが一般的に愛される政治哲学者になるとは思えませんでした。

しかし、今であれば、少なくとも一般的に理解されるだけの下地が整ったのではないだろうか。

続きを読む

生み出す力の源泉 - 書評 - インターネットが死ぬ日

早川書房より献本御礼。

力作にして傑作。そしてネットに関わる者にとっての課題図書。今後本書を読まずしてネット論を語るのは、「資本論」を知らずして共産主義を語るのに等しいと弾言せざるを得ない。

ネットを残念な場所にしないためには、何が必要なのか。

バカと暇人のもの」にしないために、何が出来るのか。

本書を読みながら、考えて欲しい。

続きを読む

梅田望夫と中川淳一郎の共通点 - 書評 - ウェブはバカと暇人のもの

そういえばまだ書評していなかったっけ。

わざわざ買って読むとは、我ながらバカで暇かとちょっと反省。

バカで暇人の著者が書いた、バカで暇でなければ書けなかった本書は、確かに「ウェブ進化論」の対極にある。そして両者は共通の錯誤をおかしている。

「ウェブは誰のものか」ということを問う、錯誤を。

続きを読む

Start the Fun - 書評 - 完全網羅 起業成功マニュアル

海と月社松井様より献本御礼。

すっかり書評が遅くなってしまった。おそらく全米一有名で、ほぼ確実に全米一面白い起業ブロガーの一冊だというのに。

著者のとおりに、おそらく現時点において最も使えて、そして確実に最も面白い起業マニュアルである。

続きを読む

目指すところは同じなのだが - 書評 - 経済成長って何で必要なんだろう?

著者より献本御礼。

実は前著「日本を変える「知」」も、私が購入した直後に献本が来た。この場を借りて御礼。

前著はずいぶんと厳しい評価をしたが、本書では事実上の主著者の飯田さんが主張する「経済かくあるべし」と私が考えているそれとが実はほとんど離れていないことを確認できたのは嬉しかった。

だからこそ、「シノドスは自然科学者も招け」という思いはますます強くなったのだけど。

続きを読む

高度に発達した学びは... - 書評 - お金と生き方の学校

いよいよ発売。

← iPhone 3GS。

もそうだけど、こちらも →

どちらも著者の新田ヒカル のものだ。

続きを読む

「黒鳥」の正体 - 書評 - ブラック・スワン

ダイヤモンド社より献本御礼。

asin:4478001251 asin:4478008884
ブラック・スワン
不確実性とリスクの本質
Nassim Nicholas Taleb / 望月衛
[原著:Black Swan]
初出2009.06.17; 販売開始まで更新

私が言うのも変だが、邦訳を待ちわびていた人も多いだろう。私自身、前著「まぐれ」を読了後日をおかずして原著を入手して、「これはとてつもない。早く紹介したい」という気持ちを本日まで抑えてきた。

上下分冊は残念だが、しかしこの表紙絵の美しさは原著を凌駕している。そして、単に美しいだけではなく、つがいとなることで本書の本質により近づいている。それぞれ1,890円というのはさらに残念だが、本書を読了してなおそれだけの価値がないと感じるのは、価値感覚そのものが麻痺している人のみだろう。

で、本書をこれから読むみなさんにお願いがある。下巻を必ず読んで欲しい。いや、一冊しか入手する余裕がなければ、下巻の方を入手して欲しい。

そこにこそ、人としてさらに一回り大きくなった著者の成長があるのだから。

続きを読む

たった一つの持続するやり方 - 書評 - いくつもの壁にぶつかりながら

PHPエディターズ・グループ田畑様より献本御礼。

書評がすっかり遅くなってしまった。発売日前に上げるつもりだったのだが。ちょっと体調を崩している間に発売日が来てしまったが、すでにAmazonでは売り切っているようだ。売れているようでなにより。

「今時の若者はすごい」の例が、また一つ加わった。

続きを読む

今からやつらに任せろ - 書評 - デジタルネイティブが世界を変える

翔泳社より献本御礼。

「近頃の若い者は」といいかけたあなたの、そしてあなたの親、上司、教師、先輩に対する特効薬。「近頃の若い者」たちの本当の姿を、膨大なデータとインタビューから明らかにし、彼らこそ未来、それも直近の未来を託すのにふさわしい者たちであることを実証した一冊だ。

続きを読む

究極の仕事 - 書評 - 任天堂 "驚き"を生む方程式

日本経済新聞出版社細谷様より献本御礼。

もう書名を見ただけで期待値Max。それだけに裏切られた時の衝撃に身構えた。本書は64だろうか?それともWiiだろうか。

後者、だった。それも花札付き!

続きを読む

伊那谷にあってこそいい会社 - 書評 - リストラなしの「年輪経営」

出版社より献本御礼。

書評が遅くなったのは、忙しかったということもあるが、「個人的事情」もある。それも実は二つも。とはいえ

が出た後なので、これ以上待たせるわけにも行かないだろう。

「良い」ではなく「いい会社」の、「いい経営」が、ここにある。

しかし、私がこの会社で幸せになることは、ありえないだろう。

続きを読む

資本主義の後ろ半分

ああ、わかってない。

困ったことに、吊るし上げる方も吊るし上げられる方もわかってない。

問題は、だれがいくら貰っているんじゃないんだ。

続きを読む

言論の質は誰が決めているか

『言論の質」って何が決めているのだろう。

書くことの難しさ ネットの言論はなぜ質が低いか?インターネット-最新ニュース:IT-PLUS
新聞に比べるとネット言論の質は低い??。もはや一部の新聞社幹部や研究者ぐらいしか言いそうもないことをあえて指摘してみたい。
続きを読む

HotでFlatでCrowdedな一作 - 書評 - グリーン革命

出版社より献本御礼。すっかり書評が遅くなってしまって申し訳ない。

フラット化する世界」の作者が、今米国が何をすべきかを歯に衣を一切まとわず語った渾身の一作。オバマ政権のアンチョコである以上、我々も必読だけに、少し買いにくいパッケージが惜しまれる。

続きを読む

命を吹き込む - 書評 - メイキング・オブ・ピクサー

早川書房小都様より献本御礼。

必読、必読、必読。

ピクサーという会社の生み出すものに、なぜ魂があるのかが、これでわかる。

ピクサーという会社に、なぜ魂があるのかが、これでわかる。

そして魂を見失いつつあるあなたは、その過程で失いかけた魂を再び見つけるだろう。

続きを読む

警告は当たった、脱出はなるか - 書評 - 世界大不況からの脱出

早川書房小都様より献本御礼。

あの名著「世界大不況への警告」(The Return of Depression Economics)が、刷新の上お求めやすくなって再登場。早川書房、GJ!

続きを読む

Live your life - 書評 - 会社に人生を預けるな

著者より献本御礼。

404 Blog Not Found:カツマofカツマ2008 - 書評 - 起きていることはすべて正しい
なぜなら、本書は著者の手による、現時点におけるベストな一冊であると同時に、そうであるがゆえに著者の手によるベストな一冊とはなりえないからだ。

今回も、これを証明することとなった。「会社に人生を預けるな」、ちょっと涙目かも知れない。

続きを読む

原点 - 書評 - アダム・スミス -「道徳感情論」と「国富論」の世界

Amazonの在庫がやっと復活したので。

asin:4121019369
アダム・スミス

「道徳感情論」と「国富論」の世界
堂目卓生

アダム・スミスの文(text)だけではなく文脈(context)をも明らかにすることによって、スミスの著作が陳腐化した(obsoleted)古典(classical)ではなく、原点(origin)であることを明らかにした名著。

続きを読む

犯罪vs寝言 - 書評 - ベーシック・インカム入門

ベーシック・インカムに関しては、ここでも自著「弾言」でも触れている。

それだけに、未読段階での本書への期待は大きかった。

その期待は、かなえられた。

半分だけ。

続きを読む

民主主義とアロメトリー

いやあ、お見事!

長年の疑問が、これで一挙に氷解した。

続きを読む

死に装束にポケットはない - 書評 - 無一文の億万長者

ダイヤモンド社加藤様より献本御礼

初出:2009.02.10; 販売開始まで更新

原著は本書の訳者が実はすでに書評している。

これを見て、私も[あとで読む]タグを脳内に貼っておいたら、献本の方が先に来てしまった。

こんなに面白い人物伝を読んだのは何年ぶりだろう。そして、役立ち度がこれほど高いものとなると、もう何十年ぶりにもなるのではないか。

続きを読む

The China Price - 書評 - 中国貧困絶望工場

日経BP黒沢様より献本御礼。

今の中国がよくわかる力作。邦題はちょっと釣り過ぎ。原題どおりの「チャイナ・プライス」の方がよかった。

邦題を見てメシウマ状態になる人は、オイルショック前の日本をふりかえってみるといい。まさに本書の中国がそういう状態なのだから。

続きを読む

近代的日本国民の青写真 - 書評 - 現代語訳 学問のすすめ

ちくま新書松本様より献本御礼。

初出2009.02.06; 販売開始まで更新

何度も読んだはずなのに、これを読むまで気がつかなかった。

この随筆集こそ、近代的日本国民というものを創り上げた一冊だったのだと。

それゆえ、近代日本国民たるもの、今自分たちが話している言葉で読み返すべきなのだ。自分たちがどうなりたいかを知り、そしてそこまで自分たちがどれほど離れているかを確認するために。

源氏物語?後回しで結構。そこに書かれているのはたまたま別の国でなかった昔々のおとぎ話に過ぎないのだから。本書に書かれているのは、今そこにある--百四十三年を経てもなお、そこにありつづける--日本国民の、日本国民による、日本国民のための文書なのだから。

続きを読む

大学運営がビジネスライクになった本当の理由

いつもの内田節なのだが....

大学はどうなるのか (内田樹の研究室)
しかし、大学に30年いてわかったことは、教育については「あらゆる教育プログラムが滑らかに進行し、学生たちの顔が知性と歓喜に輝いていた“教育の黄金時代”をもう一度甦らせよう」というタイプの「物語」が教育者を「やる気」にさせる上でもっとも効果的であるということである。

ふと「それではなぜ大学運営はビジネスライクになったのか」と考えたら、呆れるほど散文的な答えが出てきた。

続きを読む

懺悔だったらよかったのだけど - 書評 - 資本主義はなぜ自壊したのか

スルーするつもりだったけど....

見事に空気を読んだ本「資本主義はなぜ自壊したのか」中谷厳 - ガ島通信
「懺悔の書」「改革派の転向」。さまざまな話題を呼んでいる中谷巌氏の『資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言』。新自由主義が注目されれば構造改革の旗を振り、貧困や格差が問題になれば、昔が良かったと憂いて見せる、見事に社会の空気を読んだ風見鶏ぶりに、飽きれると言うより、感心すらしてしまいます。

ここまで言われているからには自分でも確認しようと、Amazonの在庫が切れているので

経由で買って読んでみた。

続きを読む

縁と円

これを読んでいて気がついた。

部族社会と大きな社会 - 池田信夫 blog
戦後しばらく日本社会の中核的な中間集団だった企業の求心力が弱まり、社会がモナド的個人に分解されることだ。

この一連の動きって、すべて単純な経済学で説明がついてしまうのではないか。

続きを読む

リスクとは明日である - 書評 - リスクの正体!

バジリコ社安藤様より献本御礼。

今年の読み始めを飾るにふさわしい絶好の一冊。

H-Yamaguchi.net: 「リスクの正体!-賢いリスクとのつきあい方」
自分で書いた文章というのは、自分の嗜好が全面に出ているので、正直な話、自分で読むとものすごくツボにはまる。しばらく前に書いた文章など、すでに記憶が薄れてかえって新鮮になっているので、自慢でもなんでもなく本気で「なんて面白いんだ」などと思ってしまう。なので、この本が面白いのかどうか、私には客観的に評価できないのだが、よろしければ、ぜひ。

私も著者のblogの愛読者なので、客観的な評価は出来ないが、しかし「客観的評価の放棄」もまた、「賢いリスクとのつきあい方」でもあるのだ。

続きを読む

カネよりコネの時代に - 書評 - 抜擢される人の人脈力

東洋経済新報社斎藤様より献本御礼。

業務連絡:お待たせしました>ちかちゃん。

いささか気恥ずかしいが、今まで私自身が取ってきた行動が、つぶさに視覚化され、てきぱきと系統化され、あざやかに文字化されたような一冊。人脈本は決して少なくないが、その中ではもっとも「やっぱりこれでよかった」感が強い。

続きを読む

技術が上がれば労働需要が減る

3日あたりから熱が上がりっ放しなので、正しく読み書きしている自身はないのだけど....

第二次世界大戦後は、

賃金を下げれば失業率は下がる - 池田信夫 blog
賃金が上がれば労働需要が減る

は事実でも、

賃金が下がれば労働需要は必ず増える

は事実でないような気がする。

続きを読む
記事検索
Recent Entries
注目エントリー@はてな
Archives
Profile

dankogai

QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ