Art
たとえ話を一つ。
些末なコードレビュー - naoyaのはてなダイアリーあるサービスの JavaScript が重いとか、そのコードが難読化されてないとか、担当者とおぼしき人間が書いたコメントがそのまま残ってるから消しましょうよとか、そんなことが書かれていた。JavaScript が重い、という話は結局そのサービスの JavaScript が重かったのではなく、ユーザーが自分で導入した広告が重いというだけの話だった。続きを読む
もう半年以上前ですか。
iPad以外の名前も知らずに
地に墜ちたシェアは8を待ちわびる
と謳われてから。
ひょんなきっかけで次女がSurface RTを手に入れたので、やっとわかりましたよ。いやあ、実際に触ってみないとわからないものです。
いかに、Windowsという希望が、デスクトップという呪いへと変貌したかが。
続きを読む出版社より献本御礼。
なんという天啓か。
これがリリースされた時点で、手元にとどくとは。
そして改めて読んでみて、いかに自分が若造だったか思い知らされた。
作品世界の現実をそのまま受け止めるのではなく、その中の見たい現実だけ見ていたという意味で。
続きを読むほぼ二年ぶりにMatzにっきが更新されたので何事かと思いきや…
Matzにっき(2013-06-12)「ちょっと待った!小中学校でのプログラミング教育」
そこで、若いプログラマを育てるために、小学校や中学校での情報処理の教育やプログラミング教育に力を入れようという動きもあるようです。しかし、自分自身のプログラマとしての経験から考えると、これにはなかなか困難がつきまとうように思えます。
おっしゃる通り。
しかしそうおっしゃるRubyのパパ自身もまた、一つの罠にはまっていらっしゃる。
続きを読むこれは為政者ではなく有権者にこそ必要で、にも関わらずあまりに知られていない大事なことなのでblogにも書くことにしておこう。台本と同じで、何度も稽古しとかないといざ本番で役立たない。
続きを読む違う。為政者は台本を読め。台本をきちんと書かせて、それをきちんと読み上げるのが彼らの仕事。アドリブでつぶやいている時点で負けたも同然 <@yaco_chang 「空気を読むな、本を読め。」の弾さんが、橋下は空気読めないって言ってる。w
— Dan Kogai (@dankogai) May 17, 2013
まあ、成長の果実の分配においても、後継者の育成においても疑問符をつけざるを得ない方にそう言われては、ねえ。
仕事を通じて成長なんてしなくていい - 脱社畜ブログ先日話題になったユニクロ柳井正会長のインタビュー記事では、「人間は、仕事以外で成長する方法はないんですから」とまるでそれが普遍の真理であるかのように語られていて、怖い気持ちにすらなった。
でもね。
職場で無成長って持続可能なの?
続きを読むこの話題に関してはすでに
言語設計者たちが考えること
Mastermind of Programming
Federico Biancuzzi / Shane Warden
伊藤真浩 / 頃末和義 / 佐藤嘉一 / 鈴木幸敏 / 村上雅章訳
[原著:Masterminds of Programming]
- 404 Blog Not Found:与えよ、さらば求められん - What #yapcasia gave me
- 404 Blog Not Found:コードについて書く方がコードを書くより読まれる現実
- 404 Blog Not Found:悪「言語」身に付かず - 「書ける」と「身に付く」の間に
などでも答えてきたはずなのだけど、またお呼びがかかったので改めて。
続きを読む出版社経由で著者より献本御礼。
こういうのもなんだけど、自著が上梓されるのと同じぐらいかそれを上回るぐらいうれしい。
でも、タイトルちょっとおとなしすぎたかな。
「Webで一人前になるための33のエッセイ」とか。
Webからただ受け取るのではなく、Webに貢献するために必要な秘訣が、本書一冊でわかるのだし。
続きを読むいくらなんでも「これじゃ褒め殺しだよ」と思いましたよ。所詮小さなiPad 2じゃないか、と。
”勝負あった!?”、iPad miniが与えるインパクト(本田 雅一) - 個人 - Yahoo!ニュースいわば、”勝負が決まった”と振り返るならここだろう、と言える発表会場だった。アップルがこの劇場でイベントを開催するのは、あの音楽アーティストがアップルの味方についた発表会以来のことである。あるいはアップルは、デジタル音楽プレーヤの勝負が決まった当時を思い起こし、”タブレット市場での勝負を決めに来た”のだろうか。
Apple製品に1日24時間1週間7日1年366日どっぷり漬かってる私でさえ。
@rokuzouhonda、正しいのは貴方でした。
今日から Kindle Fire や Nexus 7 を買う人は、情弱乙という他ない。
情報弱者であると同時に、情感弱者という意味で。
続きを読むiPad miniとiPad Retinaディスプレイモデルを予約注文するや否や、私の足は有楽町へと向かった。
はじめて Windows 8 をプリインストールされたPCたちに出会いに。
祈りからはじまった私のWindows 8への期待が、絶望に終わるとも知らずに。
「ユーザーたちを裏切ったのは僕たちじゃなく、むしろ自分自身の祈りだよ。どんなUIも、それが人間工学にそぐわないものである限り、必ず何らかの歪みを生み出すことになる。やがてそこから災厄が生じるのは当然の摂理だ」ということですか、関係者各位?
続きを読む出版社より献本御礼。
ひゃー、たまげた!
絶対値としては、iOS6の面白地図を目の当たりにしたのと同じぐらい。
もちろん符号の向きは逆。
ここまで明かしてくれますか。
まだ20世紀、Webの黎明期に「未来にある普通のもの」で、今や「未来にある」抜きで普通のものとなった、Web地図サービスがどうやって動いているかを。
続きを読む遅まきながら出版社より献本御礼。
基本的に、以下のスライドを一冊の本にすると本書になる。
なのに「リーダブルコード」を読了した時の気持ちと、共訳者による以上のスライドを見た時の気持ちは180度違った。前者ではとても嬉しくなったのに、後者ではとても悲しくなったのだ。
なぜそうなったかを書くことで、本書に何が書かれているのかを紹介することにする。
続きを読むスマフォでも持ち歩けるようにしてみた。
存在するRGBカラーを全て詰め込んだ本 : ギズモード・ジャパン8×8×8インチ(約20×20×20センチ)のこの本は、印刷するのが困難なRGB色全てを網羅した本続きを読む
出版社より献本御礼。
P. 237 おわりに本書はAV女優でもしようかな?と思っている女性や、娘を持つ親達に読んでほしい。
私はまさに後者に該当するのだが、まったくもってその通り。
これだけ「おいしくない」仕事、滅多にないのではないか。
続きを読む共著者(山路)より献本御礼。
そうか、そうだよ!
インターネットが「グーテンベルク以来の革命的技術」なら、こっちだって負けず劣らずそうじゃないか。
「印」も「刷」もなしに、「印刷」出来る技術は、印刷技術を超えているのだから。
続きを読む著者、つまり日経デザイン編集部より献本御礼。
P.69デザインというのは奇妙な言葉で、
どう見えるかということだと考える人がいる。
しかし、もっと深く考えると、実際にはどう機能するかだ
本書に何が記されているかといえば、これに尽きる。
いくら 決算の数字を眺めても見えないことが、これで見えてくる。
続きを読む出版社より献本御礼。
やはり中の人というのはすごい。「Inside Apple」を読んでもわからないことが一目でわかる。
なあんだ。秘密なんて何もないじゃないか。
あるのは、責任と権限。ただそれだけ。
続きを読む出版社より献本御礼。
原著は本年1月25日発売だけど、邦訳の上梓のタイミングの方がむしろよかったのではないか。
Jobs の死後に iPhone 4S と New iPad という二大製品を成功裏に立ち上げ、そして17年ぶりに配当と自社株買いを発表したこのタイミングの方が。
設問が間違っていては、たとえその設問に対する答えが正しくとも意味がない。
Life is beautiful: 誰も言いたがらない「Sony が Apple になれなかった本当の理由」そろそろ、「会社は誰のためにあるか」という根本の部分から見直さないと日本の家電メーカーは世界で戦えない。TPP で市場を開放する前に、しておくべきことは沢山ある。
それではなぜHPもDellもNokiaも、MicrosoftですらGoogleですらAppleになれなかったのかを問わねばならないだろう。
もっと的確な設問があるではないか。
続きを読むご高説もっとも。
小野和俊のブログ:メンテナビリティの高いソースコードを目指してソフトウェアを中長期にわたってメンテナンスしていく場合、メンテナンスしやすいコードと、メンテナンスしにくいコードとの間には、同じ機能を実現していたとしても、その価値には雲泥の差があります。
で、どこですか?
あなたの、コードは。
続きを読む出版社より献本御礼。
日本の企業に必要なのは、一人のSteve Jobsではなく百人の原田泳幸なのかも知れない。御社が
- 看板製品を持ち
- 創業者社長がもういない、あるいはこれから去る
のであれば、必要なのはこういう社長である。
続きを読む言語設計者たちが考えること
Mastermind of Programming
Federico Biancuzzi / Shane Warden
伊藤真浩 / 頃末和義 / 佐藤嘉一 / 鈴木幸敏 / 村上雅章訳
[原著:Masterminds of Programming]
リクエストにお答えして。
@dankogai あたりが http://t.co/jbKKocjD を「はてなブログ発・初ツッコミ対象」として、なにかを弾言してくれそう
気が付かなかったのは私一人という感じの機能かも。
404 Blog Not Found:iOS5にした人必携 - 書評 - iPhone 4S Perfect Manual / iPad 2 Perfect Manual for iOS 5今回私が気づいた「新機能」は、ずいぶんと昔からあったはずの機能でiOS 5とは関係ないのだけど、本書を通読することで「あ」っと気づいた。続きを読む
新iPhoneで私が最も評価しているのは、変えるべきを変えたことより、変えざるべきを変えなかった事。
Dan Kogai - Sep 13, 2011 - Publicそろそろ iPhone 5 マダーという季節だけど、筐体は変わらないというのがワシの希望的観測。
業界人ほどわかってないというのも、Guy Kawasakiの言う通りなのだけれども。
「iPhone5」に跳べなかったアップル 立ちはだかる互換性の壁 :日本経済新聞。特にiPhoneが見劣りするのが画面サイズ。アンドロイドスマートフォンでは、ハイスペックモデルは4.2インチ以上が常識になりつつあり、年末商戦で4.4や4.5インチの大画面モデルもいくつか登場すると見られている。続きを読む
むしろパソコンしかなかった世代ほどこういう勘違いをする。
Twitter / @TERRAZI: 突き詰めると今のところスマートフォンには「普通にWe ...突き詰めると今のところスマートフォンには「普通にWebページが見れますよ」「タッチパネルが使えますよ」以外の利点が無いように見える。それをさもすばらしいものとすり込むことに成功したのは、PCは使いにくいものという下敷きがあるから。
私自身を、含めて。
続きを読む著者および出版社より献本御礼。複数来たので。
正直、「構図」をもっと工夫して欲しかった。フォーカスが甘い。
壮大にして抽象的な「グランドデザイン」に関する語りは最小限にとどめ、いや可能であればばっさり切って、第一章第一項の「デザインのセンスは「アイコン」に宿る」だけで一冊にするべきだった。
しかし、この部分が素晴らしい。この部分こそ"designphobia"解消の第一歩となるべきものだ。
続きを読むMetro UIに関しては別記事で改めて書くことにして
やっとこさ素材が揃ったので。
続きを読む半分正解。
スティーブ・ジョブズはどこにでもいるアップルは、「シード・ドリブン」の会社なのだ。一見すると、ジョブズが夢のようなアイデアを思いついて、それが形になって出てきているように思える。しかし実際には、いい材料(キーデバイスやキーテクノロジー)が手に入ったときに、料理人のようにそれを最善の方法で調理してお皿に盛りつけているのだ。
つまり、及第点に及ばず。
Jobsは料理の鉄人である以上に、農夫であり、養父なのだから。
続きを読むふむ。
学ぶ力 (内田樹の研究室)第一に、「自分は学ばなければならない」という己の無知についての痛切な自覚があること。
ハァ?
第二に、「あ、この人が私の師だ」と直感できること。続きを読む
第三に、その「師」を教える気にさせるひろびろとした開放性。
この三つの条件をひとことで言い表すと、「わたしは学びたいのです。先生、どうか教えてください」
この気持ちは、わかる。
「100年先の未来から現在を振り返って、コンピュータや通信など情報技術の世界で偉業を成し遂げた人物を一人だけ挙げよ、といわれたら、そこでは迷わずSteve Jobsの名前が出ることでしょう。」 http://t.co/0di2RGr 本気で言ってる?
その日は、私の予想より二月ほど早くやってきた。
Apple - Press Info - Letter from Steve Jobs続きを読むAugust 24, 2011–To the Apple Board of Directors and the Apple Community:
I have always said if there ever came a day when I could no longer meet my duties and expectations as Apple’s CEO, I would be the first to let you know. Unfortunately, that day has come.
これ、DECについては正解なのだろうけど…
2011-02-17 - 未来のいつか/hyoshiokの日記DECの凋落の原因は、むしろ無能な経営者によって引き起こされたというよりも、むしろ、有能だったがゆえに、成功の呪縛から逃れられなかったという風に考えられる。
VMSについては違うのではないか。
元DECユーザーにして、(ほぼ)非VMSユーザーとしては、納得しかねる。
続きを読むどちらもFAQ中のFAQなのだけど、いい機会なのでまとめて。
続きを読むdankogai