著者より献本御礼。
前著「レジデント初期研修用資料 内科診療ヒントブック」が処方箋が必要なクスリなら、本書はOTC。医師でなくとも、「受け」のコミュニケーションから逃れられない人であれば必ず薬効を得られる。
ただし、その味は苦く、そしてその苦さはずっと口に残り続ける。本書を「飲み下せるか」かどうかは、そこにかかっていると言えるだろう。
続きを読むThe requested blog was not found -- unless you requested that of Dan Kogai (小飼 弾).
著者より献本御礼。
前著「レジデント初期研修用資料 内科診療ヒントブック」が処方箋が必要なクスリなら、本書はOTC。医師でなくとも、「受け」のコミュニケーションから逃れられない人であれば必ず薬効を得られる。
ただし、その味は苦く、そしてその苦さはずっと口に残り続ける。本書を「飲み下せるか」かどうかは、そこにかかっていると言えるだろう。
続きを読む老いたな、大前さん。
大前氏 アップルは失敗繰り返しアンドロイドに負けると予測(NEWSポストセブン) - エキサイトニュースアップルのCEOのスティーブ・ジョブズは、今まさにパソコンのMac(マッキントッシュ)と同じ失敗を繰り返そうとしているように見える。“Macの失敗”とは、OSを他の企業には売らず、ハードとワンセットで自分で売ろうとしたことである。
15年前とはルールが変わったのに。
いや、変えたというべきか、
インターネットの自らの重みと、Appleが。
続きを読む著者より献本御礼。
「書評」ではなく「紹介」なのは、私自身が本書の取材対象だから。
手前味噌を差し引いても、なかなかの傑作ではないか。
最も真似し難い人々の所行から、最も真似しやすい術をメモり出したという点において。
続きを読む著者より献本御礼。
正直に言おう。書名を見た際、「つまらん本書きやがって」と思ったのは確かだ。「思考?そんなものまで教科書にする必要もないし、仮に教科書化できるなら思考なんぞ不要じゃないか」、と。
だとしたら、見事な釣りである。
なぜなら、実はそれこそが本書の主張なのだから。
続きを読む講談社より献本御礼。うち第二巻、第三巻はPDFで先に頂いた。
Gladwellの本の中で、本書が最も面白く、そしておそらく役に立つ。というより本書はGladwellのちょっとした全集という趣もあって、その内容には「天才! 成功する人々の法則」をはじめ、今までのベストセラーも含まれている。
なのに、なぜ邦訳では分冊してしまったのだろう。
続きを読む著者より献本御礼。の
これぞ、キラー文章術。
「日本語作文術」も「非論理的な人のための論理的文章の書き方入門」も書き落としていた具体策が、ここにある。
三行にまとめよ。報告書も懸想文も。離縁状も半行縮めて(笑)。
続きを読む日経BP黒沢様より献本御礼。
ビジョナリー・カンパニー「三部作」の中で、これが最も読まれるべき一冊。
と同時に、「ビジョナリー・カンパニー」第一作が手元にある方は、改めてそこで紹介された会社をご確認いただきたい。いかにそこで紹介された会社が、今や衰退してしまったかを。
続きを読む築地書館佐々木様より卵とともに献本御礼。
いや、卵のついでに、本書を頂いたというべきか。
「つまんでご卵(らん)」とはよく言ったものだ。名前はシャレだが味はガチである。これなら一個50円は高くない。
この卵がどうやって生まれたかが、本書である。卵に劣らぬ傑作である。
続きを読むソフトバンククリエイティブ織茂様よりPDF献本御礼。
今最も注目せざるを得ないこの二社に関して、今後もいくつもの本が書かれるだろうが、現時点において、真っ先に読むべきなのが本書ということになる。なぜなら、両社に関して最も重要なのは、両社の協調と競争では実はなく、両社が世界に何をもたらし、そしてこれから何をもたらそうとしているかであり、そして本書ほど、それがコンパクトに収まった本はないからだ。
続きを読む日経BP中川様より献本御礼。
This is it.
プレゼンテーションについて学びたいなら、まず本書。
異論は認めようがない。
世界一から学べる機会がここにあるのに、「一番じゃないとダメですか?」なんて言えないではないか。
続きを読む筑摩書房松本様より献本御礼。
私に寄せられる質問で最も多いものの一つは、「なぜそんなに速く本を読めるんですか?」というものだ。困った事にこれは私にとって「なぜ自転車に乗れるのですか?」と同じぐらいの難問で、「ものごころ付いた頃には乗れるようになっていた」というのが率直な返答であり、それゆえ拙著「空気を読むな、本を読め。」でも「新書がベスト」でも、我ながら納得が行く解答が出来たとは言い難い。
答えは、やはり本にあった。
これからは、「本書を読んでください。それが答えです」と答えられる。
続きを読む講談社柿島様より献本御礼
誰かに何かを命じる機会がある人であれば、必ず目を通しておくべき一冊。部下を持つ上司、子を持つ親はもとより、お店で何かを注文する機会がある人もそこには含まれる。要するに現代人であれば、本書に書かれていることはCommon Sense = 共通認識となっていて然るべきということである。
と同時に、一日本人として本書が日本人--たとえば訳者--によって書かれた本でないことをちょっぴり惜しいとも思う。iProdsを作ったのがSonyではなくAppleだったことを知った時に感じた気持ちにも似て。
続きを読む著者より献本御礼。
ああ、惜しい!
タイトルが、間違ってるよ!
「プラス思考をやめれば人生悪くならない」だろっ!
マイナス思考を説く著者がのっけからつまづくほど、マイナス思考は難しいということか。
だからこそ、やってみる価値がプラス思考よりずっとある。
マイナスにマイナスを乗じて得たプラスは、単なるプラスに勝るのだから。
続きを読む角川書店亀井様より献本御礼。
たった一人の天才が、「ただの花札屋」を「世界一の玩具屋」にしてしまう。
その天才の仕事を、たった一人で終わらせなかったという点は「任天堂 "驚き"を生む方程式」を読めば納得が行くが、しかしそれも最初の天才あってのことだ。
その天才は、もうすでに鬼籍に入ってしまった。
話を伺いたければ、本書をひもとくしかなくなってしまったのだ。
続きを読む著者より献本御礼。
あの「計算機屋かく戦えり」が、こうして新書にダイジェストされたことを、まずは寿ぎたい。同書は日本のコンピューター史における第一級の資料であり、図書の世界に国宝があるのだとしたら国宝認定されてしかるべき一冊なのだから。
その一方、同書は500ページ近い大著でもあり、重さもiPadに匹敵する。それがiPhoneなみに凝縮されたことで、これが誰でも手軽に読めるようになったことを業界の端に連なる一人としてうれしく思う。
続きを読む集英社新書編集部より献本御礼。
昨今の著者は疾走という名の迷走に陥っているように見えて少し心配していたのだが、本書で本道に戻った感がある。本命。
と同時に、数多の著者の本の中で、最も多様な人に訴求する一冊。
預けるほどのお金がない人も、年収や効率を10倍アップする必要を感じない人も、そして勝間和代を目指さない人々でさえ、不幸を避けたいという点では一致せざるを得ないのだから。
続きを読む監修者より献本御礼。
はじめに言ってしまうと、私にはもはや必要ない一冊。なぜなら Dan Kogai は 著者 Dan Schawbel 以上に盤石なパーソナル・ブランドを確立しているから。
まだ確立していない人には、本書は実に有用だろう。パーソナル・ブランディングに必要なことは全て本書に載っている。ただし、「完食」は避けること。本書に載っていることに全て忠実に従った後に出来上がるのは、 Me 2.0 を通り越して Meist 2.0 になる公算が高い。
続きを読む『不透明な時代を見抜く「統計思考力」』読書会にて著者ご本人より献本御礼。
一言で言うと、「ラクをしないと成果は出ない」知的生産編。真打ち度は同書に勝るとも劣らず、そして主題がより専門的な分、指示もより具体的。生産に知的要素が少しでもある人であれば、必ず元が取れる。これで540円。同業他者涙目。
続きを読む出版社より献本御礼。
これだ、この視点だ!
今までありそうでなくて、気がついてしまえば簡単で誰でも出来る、「これまでのビジネス書の常識を超えたオリジナリティのある、役に立つ提案」(P.008)は。本書の提案の応用範囲の広さは、これまで著されたビジネス書の中で最大かもしれない。
片付けるべき仕事がある人すべて必読。そして、それ以前にどこから仕事に手をつけていいかわからず途方にくれている、壁にぶちあたっている人も。
続きを読む初出2008.05.26; 2010.02.05 文庫化のため更新
ぎゃあ、 マインドマップ的読書感想文に先を越されてる。Amazonも即日在庫が切れてるし。だが書く。著者から直接購入するルートもあるのだし。
弾言する。
自己啓発書なるものを買ったことがなかった方、あなたはラッキーです。本書一冊あればいいのですから。
自己啓発書を、まるで新しいダイエットを試すように買って読んでは「結局役に立たなかった」とお嘆きの方、その旅も本書でおしまいです。
そして自己啓発書の著者の方、本書の上梓に構想から二年かかったことに感謝しましょう。その間この世界は切り取り放題だったのですから。
続きを読む以下の記事に、案の定の反応が来ている。
会社はヒマつぶし?:日経ビジネスオンライン「お金のため」「生活のため」なら、まだわかる。百歩譲って、たとえ本当に「暇つぶし」と思っていたとしても、それを大勢の人がいる講演会場や、初対面の講師の前で、普通は言わないでしょう。はてなブックマーク - 会社はヒマつぶし?:日経ビジネスオンライン
ん?じゃあお金の心配が無い人はなんで働いてるって答えるのが正解なんだ?続きを読む
おごちゃんが十八番を出したので、便乗しておくか。
おごちゃんの雑文 ? Blog Archive ? 「天才エンジニア」でIT業界は変わらないだから、いいか、技術者およびその卵達。お前のその技術で世の中を変えたかったら、自分で経営者になるか、いい経営者を連れて来い。漫然と「天才エンジニア」とかおだてられて体良く奴隷にされても、世の中なんて変わらないってことは覚えておけ。まぁ「世の中を変える」ことばかりがエンジニアの本懐じゃないけどね。天才高校生はIT業界を変えられるか? - 記者の眼:selfup
日本の選手団が帰国した直後の8月17日。国際情報オリンピックの記者向け報告会が開かれた(写真)。質疑応答になると,ある記者が選手たちに「日本のIT業界は弱い。ぜひ,君たちのような天才に,業界を変えてほしい」と熱く語りかけたが,当の選手たちは「IT業界」と言われても,全くピンと来ていないようだった。
そりゃピンと来ないよ。
だって、天才じゃないじゃん。
まだ、ね。
続きを読む双方とも献本御礼。
「図で考えるとすべてまとまる」はエリエス・ブック・コンサルティング古谷様より。「「結果を出す人」はノートに何を書いているのか」は著者およびなぜか女子勉の中の人より。イラストまでありがとうございます。
「東大合格生のノートはかならず美しい 」のヒットもあって、今「ノート本」は巷にあふれていて、私のところにもどっさり献本されて来るのだが、この二冊は外れない。
ただし、この二冊は傾向がちょうど正反対にある。その点について書くことにする。
続きを読む著者より献本御礼。
良本。基本的に
『7つの心』の本田解説その1〜コンセプト | Mr.Honda(ミスターホンダ)のココロ・トーク〜みかみ塾-本田屋〜宇部・周南・下松・光エリア子ども達のためのビジネス本
であるのだが、「子どもが使えるものは大人にも有用だ」という原則どおり、本書は大人が読んでも役に立つ。
それだけに、このメタ設問がどうしても出てしまう。
そもそも学校や塾で教えていることが、何の役に立つのか、という。
続きを読む著者より献本御礼。
惜しい。
内容ではない。
著者の経歴が、である。
東大在学中に司法試験をパス。
ハーバード経営大学院を上位5%の成績で卒業。
スゴ腕経営者たちが注目する「岩瀬大輔」の勉強法を初公開!
という、その経歴が。
続きを読む違うよ、全然違うよ。
大きな会社と小さな会社のどっちで働くべきか迷っている人へ - GoTheDistance基本的に「大企業→ベンチャー」と「ベンチャー→大企業」なら前者のほうがやりやすいです。続きを読む
習うきっかけは、これでいいと思う。
プログラミング言語を身につける唯一の方法 - ぼくはまちちゃん!(Hatena)たぶんこれかな…なにか作りたいものがある
またはなにかを作る必要がある
なんて状況以外で、マトモにプログラミング言語を習得してる人って ぼくほとんど見たことないんだけど、みなさんはどうでしょう…!
けど、これでは「身に付かない」と弾言しちゃう。
続きを読む日経BPより鈴木様より献本御礼。
祝・名著復刊!
プログラマーという生き物の生態を描いたノンフィクションとしては、未だ本書が最高傑作。プログラマー自身はもとより、プログラマーとつきあいが(ある|これから出来る)人、必読! 特にプログラマーの上司と、プログラマーの(配偶者|カレカノ)は、必携の一冊だ。
続きを読む角川ONEテーマ21編集部より献本御礼。
実に「創造的」な一冊である。著者の提起する、創造的な。
「実は創造という行為は大したことではなく、大したことではないゆえにシステマティックに行うことが可能であるという」著者の主張にそって書かれ、それゆえ気軽に読め、それでいながら「大して」創造的であるという一冊。
「生産性向上モノ」の中で、現時点におけるもっとも優れた新書ではないだろうか。
続きを読む出版社より献本御礼。
初出2009.06.07; 販売開始まで更新
著者自身のものも含めて、「ジョブス本」は既にあまりに多く出ているけれども、その中で最も簡潔で、それゆえに最も「ジョブス的」な一冊。ファンとアンチが必読なのは言うに及ばず、言葉というものの力を再確認したい人は、本書を音読すべきである。
続きを読むオライリー矢野様より定期便にて献本御礼。
これは、すごい。
Webデザインは当然blogosphereでも当然ながら人気で、その人気ぶりは
からも伺い知ることが出来るが、「Web記事によるWebデザイン入門」は、どうしても断片的なものとならざるを得ず、体系的かつ包括的なものとなるとありそうでなかった。今後は「本書を読まずしてWebサイトを語るな」となりそうな一冊である。
続きを読むこのレビューを見て購入。
TABLOG:「ゲームのルール」を理解するということ。【書評】芸術起業論 by 村上隆 - livedoor Blog(ブログ)この「芸術起業論」は、つまりは、純度100%のビジネス書である。 芸術というニッチ・マーケットにおいて起業し、先頭にたって組織を引っ張り続けてきた人間の血肉からひねり出るような言葉と経験が詰まった本である。
そう読める本でもある。そして、その時点で本書の元は取れる。
しかし、それは本書を半分しか読んだことにならない。
続きを読むアスキーメディアワークス鈴木様より献本御礼。
何度か読み直して、やっとわかった。
デザインってなんだったのかが。
もちろん「デザインがわかった」から、「デザインが出来る」ようになるわけではない。しかしこの本のおかげで、デザインというものについて的確な言葉を知らなかったばかりに語れるようになる。本書はそんな一冊だ。
続きを読む日経BP高島様より献本御礼。
はてなブックマーク - 【書評】プログラマーのジレンマ:シロクマ日報:ITmedia オルタナティブ・ブログ個人的に id:dankogai さんの感想がすごく聞いてみたい本。日経BPは献本してないんだろうか。
お待たせしました。
結論から言うと、プログラマーに限らず、まだこの世に存在しない製品を作ろうとしている人はぜひ目を通しておくべき一冊。それだけに翻訳の質の低さが目に余るが。本書の価値はそれを補ってあまりある。
続きを読むdankogai